

サッシの搬入・取り付け
サッシが搬入されました。 サイズも形もさまざまですが、この現場では一部に木製サッシを採用しています。 いまでは少数派の木製サッシですが、40年前くらいの家には当たり前に付いていました。 その頃は、精度が悪く隙間風が入ってきて、開けようとするとガタピシする 「ダメな建材」の代表格でしたが、現在は気密性も上がり、耐久性を高める技術も 日進月歩で、昔のようなことはなくなっています。 断熱性も高いし、結露もしにくい。 本音を言えば、もう少し安くなるとありがたい(笑)。 でも、木材ならではの暖かみはアルミサッシに比べ価格以上の価値があると思います。(小沢)


下地部材を調整中
そろそろ外部サッシが搬入される頃です。 この日も下地部材の調整を行っていました。 地味ながら重要な作業がまだまだ続いております。(小沢)


懸垂幕を設置
エアコンのいらない家の懸垂幕を設置しました。 シートで覆われているので、工事の様子は中に入ってみないと分かりませんが、 現在は、屋根に防水シートを張ったり、基礎と土台に防蟻処理を行ったり、と地味ながら 重要な作業が連日続いております。(小沢)


床下地、壁下地と大工の今野さん
床の下地、壁の下地になる合板が張られています。 建物の形もだいぶ見えてきました。 冒頭の写真は大工の棟梁・今野さん。 休憩中のところにおじゃましました。 今野さん 「大きな物件はあまり好きじゃないね。『言われたとおりにやれ』という雰囲気が好きじゃない。 その点、こういう住宅は設計者の意図、最終的にどうしたいのかを自分で考えて整理して 確認していかないと進められない。そこがいいよね」 今野さんは、自分でもきっちり図面を描かれ、設計者以上に納まりの美しさに目を光らせています。 今野さん 「なぜ設計者はそういう図面を描いたのか、その図面を元にどうつくればよいか、 どうすれば一層きれいに仕上げられるか。それを整理するには自分でも図面を描いてみるのが 一番いいんだよ」 設計者以上に設計者な今野棟梁です。(小沢)


接合金物の取り付け
きょうは接合金物を取り付ける作業を行っていました。 地震のときなど、柱と梁、梁と梁の接合部が外れると建物の崩壊につながります。 それを防ぐため、金物を使って接合部を留めておくのです。(小沢)