「日経アーキテクチュア」に掲載されました(山田浩幸)

2016年6月9日号に掲載

日経アーキテクチュア|エアコンのいらない家
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特集『省エネを極める』で、山田が設備設計を手がけた「中町第二災害公営住宅」が取り上げられています(意匠設計:riso)。

(以下、記事より抜粋)

〈集合住宅の省エネ動向〉エアコン不要の公営住宅が登場

この4月、省エネのモデルになりそうな公営住宅が完成した。「エアコンのいらない災害復興住宅」をコンセプトの1つに計画した福島県矢吹町の「中町第二災害公営住宅」だ。東日本大震災で被害を受けた同町で、仮設住宅に住んでいた住民が移り住む。木造2階建ての5棟が緩斜面に並ぶ。1~2人世帯用のフラットタイプ20戸、4~5人世帯用のメゾネットタイプ3戸から成る。

(中略)配置プランがほぼ固まった時点で、設備設計のymo(東京都練馬区)が加わった。山田浩幸所長は「エアコンのいらない家」と題し、太陽光や通風を利用したパッシブ手法による省エネ戸建て住宅を複数、手掛けてきた。その考えを集合住宅に利用した。「マンションタイプの集合住宅で設計に加わった例はあるが、分棟プランは初めてだ」(山田所長)

配置プランに対し山田所長が要望したのはまず、住戸の平面が南北に通るようにきれいに配置すること。「寒冷地なので冬に重きを置いた。冬の日差しを最大限、取り込みたいと考えた」。さらに、ランドスケープ事務所・リュースニング(東京都目黒区)の林英理子代表に声をかけ、地盤の高低差や外構も調整してもらった。

南北方向の配置は、風を利用するためでもある。山田所長は、現地調査で南北方向に風が流れることを把握。北側の公園は周囲より温度が低くなるので、風がなくても温度差で空気が動くことを見越した。(後略)

 

福島県の復興住宅を「エアコンのいらない家」として設計した事例です。

このような集合住宅が今後も増えていくことを願っております。

(日経BP社