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oh023
The second floor
甦る おばあちゃん家の障子 篇

昔の家の記憶を引き継ぐ
小沢
2階に上がってきました。
ここは南側で、ちょうど玄関の真上に当たります。

床はスノコ状にしています。
エアコンのいらない家の仕組みでいえば、ここが1階から2階への風の通り道の一つになります(もう一つは階段です)。
敷地が広ければ吹抜けを設けるのが定石でしょうが、ここは十分な吹抜けを設けるスペースがなかったので、床面を確保しつつ風も通すという折衷案を考えた結果、スノコ床となりました。
お施主さんの要望に「リビングと子供部屋は隣同士にしたい」というものがありまして、それをかなえるために上下で部屋が隣接するように床に孔をあけたという意味もあります。下から「ごはんよー」と叫べば上まで聞こえます。

