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受験情報誌「サクセス12」でエアコンのいらない家が特集されました

2014年3.4月号に掲載

サクセス12|エアコンのいらない家
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「自然の力で快適生活・エアコンのいらない家」というタイトルで、4ページにわたり巻頭特集を飾っています。

 

(以下、記事より抜粋)

 

――「エアコンのいらない家」とは、どのような家なのか教えてください。

 

(山田)国が推奨していることもあるのですが、屋根に太陽光発電パネルを設置する、天井や壁床には分厚い断熱材を張りめぐらせる、さらには建物の気密性を高め、そこに最先端のエコ設備機器をふんだんに取り入れたエコ住宅が増えています。

そのため、日本全国、どこに出かけても同じような街並みを見かけることが増えてきました。

 

しかし、ほんの50年ほど前までの日本では、その土地ならではの家がありました。

これは南北に長い日本では当然のことで、まだエアコンが普及していない時代には、雪が多い地域ならば雪の対策が必要になり、反対に南の地域では暑い夏をいかに涼しく過ごすかが重要になったからです。

 

そこで私は、自然のチカラを最大限に引き出した家を「エアコンのいらない家」として定義しました。そして少しでもエアコンを使う時間を減らすことができるようにと、エアコンがなかった時代からそれぞれの地域で発達し、何百年と住み続けられたてきた家のしくみを現代の家に取り入れる研究をしています。

 

インタビューの後半には、

「最先端のエコ住宅のお手本は、先人たちが育ててきた日本建築のなかにあったと気がつきました」とあります。

そうなのです。

「エアコンのいらない家」は、なにか特殊な仕掛けをもとにつくられている家ではありません。昔ながらの家づくりを現代風にアレンジすれば、それがそのまま「エアコンのいらない家」になるのです。

 

ちなみに、「サクセス12」は、大手受験校の早稲田アカデミーがつくられている雑誌です。次代を担う若者に、「こういう発想もあるんだ」ということが伝わるとうれしいですね。

(グローバル教育出版)

 

 

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