日照時間日本一の敷地で

この住宅が建つ山梨県甲斐市一帯は、昼夜の気温差が大きい内陸性気候の地域です。また、年間の日照時間が日本一長いという特徴をもちます。太陽の熱と光を室内に積極的に取り込むには、うってつけの敷地といえました。

 

屋根は南面が大きく開く形状にして、冬季の太陽熱が暖房効果を最大限発揮できるように配慮。屋根面にはトップライトを5カ所設け、太陽熱を少しでも多く採り入れられる計画としています。

室内に取り入れた太陽熱は天井付近に設置した集熱ファンとダクトで回収して床下へ送風。サーキュレーションと同時に補助床暖房としても利用できるシステムを採用しました。

 

夏季は、軒による日射遮光はもちろん、南面の開口部と屋根面のトップライトを開放することでスムーズな通風が確保される計画としました。なお、屋根面5カ所のトップライトには夏季の遮光用に外部スクリーンを取り付けています。(山田)

 

 

■建物概要

家族構成:夫婦+子供2人

協働設計:ミサワホーム東京、ymo(山田浩幸)

施工:新津組

敷地面積:320.83㎡(97坪)

建築面積:122.39㎡(37坪)

延床面積:159.68㎡(48坪)

構造:木造

写真協力:ミサワホーム東京