床下地、壁下地と大工の今野さん
床の下地、壁の下地になる合板が張られています。
建物の形もだいぶ見えてきました。
冒頭の写真は大工の棟梁・今野さん。
休憩中のところにおじゃましました。
今野さん
「大きな物件はあまり好きじゃないね。『言われたとおりにやれ』という雰囲気が好きじゃない。
その点、こういう住宅は設計者の意図、最終的にどうしたいのかを自分で考えて整理して
確認していかないと進められない。そこがいいよね」
今野さんは、自分でもきっちり図面を描かれ、設計者以上に納まりの美しさに目を光らせています。
今野さん
「なぜ設計者はそういう図面を描いたのか、その図面を元にどうつくればよいか、
どうすれば一層きれいに仕上げられるか。それを整理するには自分でも図面を描いてみるのが
一番いいんだよ」
設計者以上に設計者な今野棟梁です。(小沢)